Vol.05
以前、Vol.4でお伝えした「ハチの干潟の青年」を最近テレビで見かけるようになった。
それは広島の地方局の作成と思われるもので、CMではなく、地球環境に係わる啓蒙を目的としたものだ。
これを見て、とても嬉しい気持ちになった。
この青年の出演料が如何ほどかは判らねど、このように名も無き一般人の功績が取り上げられる社会こそ、真の民主主義と思っている私はこのテレビ局に賞賛を送りたい。
利潤ばかり追求している今の社会において、番組提供者のCMを流せば売り上げに繋がろうものを、敢えてこれを放映している姿勢こそ本来の報道と言って良いと思う。
ただ、最近のことだから、環境省からテレビ局に対して、この様なものを放映しろとのお達しがあってのことかも知れないし、僅かだが制作費も出ているのかも知れないが、無名の青年を起用したことはとても良いことだ。この青年に対して以前の功績を認めたことになり、これからの活動の励みにもなる上、活動もやり易くなると思っている。
僅かずつでも社会が良い方向へと向かっていることを感じられることが何より嬉しい。